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目的別プレゼン資料の構成フォーマット例を大公開!文章作成のプロが徹底解説!

あなたは自分のプレゼンに自信がありますか?

社会人にとってプレゼンを行う機会は、日常的にありますが、多くの人が苦手意識を持っているのではないでしょうか。

プレゼンの良し悪しは、聞き手にとって理解しやすいものであるか否かで決まります。

その聞き手の理解度と評価を最速で上げるには、まず第一にプレゼンの「型」である、構成を学ぶ必要があります!

この記事では、文章作成のプロである現役Webライターの私が、構成の何たるかを詳しく解説し、初心者の方でも簡単に真似できる構成フォーマット例をお伝えします!

プレゼンの構成で評価を上げる!基本的な構成の流れ

プレゼンの評価を最速で上げるなら、やはり構成に力を入れましょう!

まず学ぶべきは、プレゼンの構成とは何かです。

プレゼンとは以下の3つで成り立っています。

  • イントロ(導入)
  • ボディ(本体)
  • クロージング(まとめ)

この上記3つの基本の構成に沿ってプレゼンを行わないと、相手にうまく伝わらなくなってしまいます。

構成を意識することで、いとも簡単に「わかりにくいプレゼン」から「わかりやすいプレゼン」に変わるでしょう。

まずはこの基本の構成の一つひとつが何を目的にするか、そしてどうすればこれらを使って、プレゼン自体の評価を上げられるのかについてより詳しく解説します。

1.イントロ(導入)

イントロ(導入)とは最初のつかみです。

プレゼン全体の印象に最も影響を与えると言っても過言ではなく、ここで聞き手に興味を持ってもらえると、最後までプレゼンを聞いてもらいやすくなります。

最初のつかみで、これから始めるプレゼンに関心を持ってもらうため、一気に聞き手を惹きつけるように意識しましょう。

イントロ(導入)で、プレゼンのテーマや目的、どのような観点から話をするのかなど、全体像を簡潔に伝えます。

聞き手は最初に全体像を把握することで、その後の話を聞く際も「今は全体の中でこの部分の話をしている」と頭の中で情報を整理しながら、わかりやすく聞くことができます。 

2.ボディ(本体)

ボディ(本体)とは、最も伝えたいこと(=要点)を話すプレゼンの「メイン」です。

ボディではプレゼンテーションにおいて伝えたいことや主張したいことを根拠や具体的な事例を交えてわかりやすく伝えましょう。 

その際、結論と根拠を必ずセットで用いることを意識してください。

イントロであげた論点に関して、具体例やデータを用いながら理由・根拠を展開していきます。

ストーリーに矛盾がなく、「伝えたいこと」とその理由がセットになり、論理的に一貫していることが重要です。

どれだけ声高に主張したとしてもそれが何の根拠にも基づいていなければ説得力はありません。

 具体的な事例や数値化されたデータなど客観的な分析を用いて主張を裏付けるようにしましょう。

3.クロージング(まとめ)

プレゼンにおける終わりの部分では、結論=「クロージング」を伝えます。

余韻のない終わり方では「決め手」に欠けてしまうので、どれだけ深い印象を与えられるか、しっかりと考えて発言することが大切です。

あらためてイントロで伝えたプレゼンの「テーマ」や「目的」を、もう一度振り返るなど、本論の重要部分を簡潔にまとめて特に伝えたかった内容を念押しします。

最後に、結論と根拠をセットで伝えて締めくくる形にすると良いでしょう。

プレゼンの構成はフォーマット化しておくのがおすすめ!

社会人になると、仕事でプレゼンをする機会も増えていきますよね。

その度に基本の構成から作りはじめるとなると時間がかかり、内容の質を上げることに手がまわせません。

ですので、仕事の作業効率をアップさせるために基本の構成は、ある程度フォーマット化しておくのがおすすめです。

また、効果的な構成を用いることで、完成度をさらに高めることができます。

まず自分に合った基本の構成を作り、プレゼンごとの用途に合わせたフォーマットをいくつか作成しておき、目的別に使いまわしていくことがおすすめです。

では実際に、プレゼンを行う上で、使いやすく押さえておきたい代表的なフォーマットを3つご紹介しますので、ぜひ活用してくださいね!

【Webライター直伝】目的別プレゼン資料の構成フォーマット例

相手に伝わるプレゼンをするには「構成」がとても重要とお伝えしました。

しかし、構成だけを学んでもプレゼンの「目的」が不明瞭では良いプレゼンはできません。

プレゼンの構成についてお伝えする前に、まずは目的を明確化してみましょう。

プレゼンをする目的は「伝えたい情報を相手に伝えて次のアクションを起こさせること」ですよね。

その目的をさらに細分化すると、主に…

  • 短時間でわかりやすく正確に伝えること
  • 自分の考えを相手を説得すること
  • スムーズに話し合い、互いにとっての解決策をみつけること

の3つがあります。

これらの目的に合わせた構成がそれぞれありますので、目的別にプレゼンの基本構成フォーマット例を3つご紹介していきます

1.SDS法 | プレゼンが5分しかないときにおすすめの構成

SDS法はいわば基本中の基本となる構成です。

汎用性が高く、短いスピーチや忙しい上司への報告、ニュースや自己紹介などが向いています。

短時間でわかりやすく情報を伝え、結論を端的にすばやく伝える必要がある時に最適な構成です。

SDS法はそれぞれ下記の頭文字をとっています。

  • Summary:全体の概要・要約
  • Details:詳細の説明
  • Summary:全体のまとめ

この手法は、話の主旨を最初に伝え、その後説明し、最後におさらいという流れになります。

結論から話すため、聞き手は伝えたいことを最初に理解でき、その後の理由や具体例も内容の理解が容易くなります。

また、最後に再度結論を伝えることで、相手への説得力も増す構成です。

2.PREP法 | 企画・報告時に説得力の上がる構成

企画・報告時に、説得力のある伝え方をしたい時におすすめな構成がPREP法です。

PREP法は、それぞれ下記の頭文字をとっています。

  • Point:プレゼンの結論
  • Reason:結論の根拠
  • Example:根拠に対する具体例
  • Point:再度プレゼンの結論

SDSの根拠の部分を、理由と具体例の2つに増やすことによって、より説得力を高めた構成になります。

始めに結論を伝えることで聞き手にざっくりとプレゼンの意図を理解してもらいます。

その後に理由や根拠を説明することで、聞き手は「だからそのような結論になるのか...」と話の展開を理解することができます。

3.DESC法 | 営業提案向け問題解決型の構成

DESC法は、商品紹介や営業提案などのプレゼンに適している問題解決型の構成です。

DESC法は、それぞれ下記の頭文字をとっています。

  • Describe:提案の背景を客観的に描写
  • Express:主観的な意見を表現
  • Suggest:解決法を提案
  • Chosse:選択肢や代替案を提示

いきなり問題点を指摘したり意見を提示するのではなく、客観的な事実から説明することで、主題に説得力を持たせることができます

また、DESC法は相手の感情や意見に配慮し、相手に断る権利も与えるため、信頼関係の構築が容易になるでしょう。

譲歩しながらも前向きなコミュニケーションにすることで、自分と相手の双方にとってスムーズに物事を進めていくことが可能になります。

プレゼン短時間でも相手に伝えるためのコツは?

プレゼンというと、複数の聞き手に集まってもらい、30分から1時間といった時間を与えられて、話をするというイメージがあるかもしれません。

しかし、いつも必ずそのような十分な条件ある環境下でプレゼンができるとは限らないですよね。

与えられた話す時間がすごく少ないといった場合もあります。

そんな十分な時間が与えられないプレゼンの時、いったいどうすれば、わかりやすく端的にかつ正確に相手に伝えることができるのでしょうか?

多くを求めることはできないので、大きく分け3つの点に絞って、短時間のプレゼンでも相手に伝えたい情報と目的を達成するためのコツをお伝えしていきます。

1.話しの着地点を決めて結論をはっきりさせる

短いプレゼンの中で、的確に内容を伝えるために一番大切なのは、話の着地点はどこなのか、つまり結論をはっきりさせることです。

まず「なぜプレゼンをするのか」と目的を明確にし、「聞き手はどのような人物か」を想定してください。

そして、それらを踏まえた上で、話しの着地点を決めて、結論をはっきりさせましょう。

自分が話したい内容を、客観的な事実や理由だけを伝えたとすると、相手はその事実に対する結論が何かを掴むのに迷ってしまいます。

結論をはっきりさせずに話を進めると、話によっては、どのような方向性にしたいのかを理解できず要点がわからない、と聞き手は話の真意が掴めません。

2.結論に対する理由を明確に述べる

次に大事なのは、結論に対する理由を明確にかつ説得力をつけて述べることです。

理由を説明したとしても、その理由があいまいであったり、結論にたどり着く説得力に欠けたりする場合は話は進みづらくなります。

そうすると、伝えたい内容が伝わらず、聞き手の情報の誤認識が起こる可能性も考えられます。

説得力をさらに高めるために、具体的な事例を示す、という手段もあります。

短いプレゼンの中でも一つ事例を挿入することで、信憑性が増し、主題も伝わりやすくなりますよ。

3.最後に結論と理由を繋いで説得力を上げる

結論と理由がしっかり紐付け、順序立てて説明することで、相手は結論に達した流れを掴みやすいです。

そして、説得力を感じて、賛同してくれる可能性も高くなります

結論に紐付けるべき理由が複数ある場合は、一つひとつを分解して理由付けする必要があります。

また理由に、自分の考えだけを一方的に説明するのではなく相手の立場に立ち、聞き手にもメリットがある情報の提示などを加えると、短時間のものでも人の心に届くプレゼンができるようになります。

プレゼンの構成が決まったら相手に伝わる話し方をトレーニングする

(引用:コミュトレ公式HP

これまでプレゼンの構成を学び、内容を充実させる術を身につけていただけたかと思います。

これだけでもプレゼン能力を大幅に上げることができますが、この学んだことを活かし高みを目指すために、次のステップとして「話し方」をトレーニングしましょう!

プレゼンとは一人でするものでなく、必ず聞き手となる相手が存在します。

「自分だけで練習するとうまくいったのに、本番だと全然思うように話せない…」では困ってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、ビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力に特化したトレーニングのスクールの「コミュトレ」です。

コミュ力はセンスじゃない!ビジネススキル・スキルスクール【コミュトレ】


コミュトレ主な内容

  •  動画学習1日約5分~10分
  •  1回90分の実践トレーニング(1ヵ月3回)
  •  生徒同士のラーニングセッション

コミュニケーションのプロと実践形式で、最短3ヶ月で効率良く学ぶことができますよ!

無料体験も充実しているので、ぜひ活用してみてくださいね。

プレゼン資料の構成や文章に不備がないか最終チェックする

プレゼン資料は様々な要素から構成されるので、案外自分でも気づかない見落としがあります。

プレゼンが終わってから、「あれを伝えておけば、もっとわかりやすくて説得力があったのに…」と、思ったことはありませんか?

しかし、もう一度プレゼンをやり直すことは難しいですよね。

だからこそ後で後悔しないよう、抜け目がなく何度も見直す必要があります。

ここからは、終わった後に後悔しないように、プレゼン資料を制作する際に参考にしてもらいたいチェックリストを用意しましたので、ぜひ活用してもらえればと思います。

1.チェックリストを作成して最終確認

  • プレゼンを通して達成したい目的(Why)が決まっているか?
  • 誰にプレゼンをするのか(Whom)を明確にできているか?
  • プレゼンで何を伝えるか(What)が決まっているか?
  • どのように伝えるか(How)を考えているか?
  • 達成したい目的を基に、構成を決めることができているか?
  • 相手に伝わりやすい言葉になっているか?
  • 一文一意となっているか?
  • 1スライド1メッセージを徹底しているか?
  • 曖昧な表現はしていないか?
  • コントラストに配慮して見やすいフォントカラーを選んでいるか?
  • 見やすいフォントサイズで、使うカラーを3色に抑えているか?

2.誤字脱字がないか効率的にチェック

Webライターとして働く私自身も、まず第一に大事にすべきと思っていることが、誤字脱字がないかのチェックです。

どんなに有名な文献であったり、内容が素晴らしい文章でも誤字脱字を見つけて、その内容の信憑性や良さすら薄れてしまった…という経験はないですか?

内容の信憑性だけでなく、たった1箇所の誤字があっただけでも、資料作成に対する注意や配慮が十分にされていないと評価されてしまうのです。

とくにプレゼン初心者の方は、内容についての確認はしていても、時間がないと誤字や脱字のチェックは十分できていないこともありますよね。

みなさんは資料作成後のチェックをどのようにしていますか?

自分だけで書いた資料の文章をすべて添削するのは時間と労力がかかります。

内容に力を入れたいのに、限られた時間をできるだけ有意義に使いたいですよね。

そこで、私自身も活用している効率的な文書添削ツールをご紹介します!

3.ツールを使い効率良く添削しよう



「書いた文章の添削を短時間で効率良く済ませたい」

そんな人におすすめしたいのが、文字添削ツールサービス「文賢」です。

視点が変わる、言葉が変わる。文章作成アドバイスツール【文賢】


「文賢」は、AIが自動で誤字脱字等をチェックしてくれる『文章校正ツール』で、客観的に文章を見直せる、日常的に文章を書く人にとって欠かせない便利なサービスです。

文章の構成のみならず校閲までサポートしてくれるので、時間のかかるプレゼン作りの救世主ともなってくれる存在。

4日間無料で使えるトライアルも用意されているので、悩んでる方もお試しができます。

内容に説得力を持たせるために、誤字脱字の添削や推敲・校正を短時間で仕上げてくれるツール、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

社会人として働く多くの人の前に、苦手な課題として、立ちはだかるプレゼン。

今では、会社の研修はもちろん大学の講義、果ては小中学校の教育現場に至るまでプレゼンの授業が行われるようにさえなっています。

本記事を読んで、プレゼンの構成を学ぶことを通して、日常での会話や文章作成をする際にも、説得力のあるわかりやすい伝え方を学べたかと思います。

また構成・内容の充実と共に、プレゼンをする上で欠かせない、話し方と文章作成力を学ぶ大切さを感じていただけたのではないでしょうか?

この3つの完成度を一つひとつ高めていくことで、あなたのプレゼン能力が飛躍的に上がることは、間違いありません。

また、一人ではどうしたらいいかわからない人は、ご紹介したスクールやツールで、言葉のプロに習うこともおすすめします。

コミュトレ (commu-training.jp)

文賢(ブンケン)~文章をより良くするための推敲・校閲・校正支援ツール (rider-store.jp)

この記事で学んだことを活かし、プレゼンに対する自分の気持ちを高め、成功させ、ビジネスチャンスをつかみましょう!

  • この記事を書いた人

ruimoon

ブロガー&Webライター。歯科医院で勤務すること7年、クリエイティブな職への憧れを捨てきれず、未経験から挑戦する等身大の駆け出しライター。「一瞬一瞬のすべてを有意義に変える」をモットーに人生奮闘中。

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