近年、在宅ワークできる企業が増え、その働き方に魅力を感じる人が増えています。
在宅ワークは、「自宅で仕事ができる」「通勤時間が無いため時間を有効活用できる」「人間関係のトラブルから解放されやすい」などのメリットがあります。
ただ、未経験の人には難しく感じるかもしれません。中には未経験でも挑戦しやすい仕事もあります。
この記事では、未経験から挑戦できる在宅ワークから、スキルを身につけて独立を目指せる仕事まで、おすすめの在宅ワークを8種類紹介します。
在宅で働きたいと考えている人は、参考にしてください。
もくじ
在宅ワークと内職の違い
在宅ワークと内職はどちらも自宅で仕事をする点では共通していますが、下記の違いがあります。
在宅ワークとは
- パソコン等を利用して自宅や外出先で行う
- 会社員として働くか、フリーランス等として働くか種類がある
- 比較的簡単なものから専門的なスキルを要するものまで幅が広い
内職とは
- 製造業者等から原材料や器具などの提供を受け、加工して「加工賃」を得る
- 「家内労働法」で守られ、報酬支払いの確保、最低工賃の確保などが定められている
- 初心者にもできる手作業の加工・制作が多い
このように在宅ワークと内職は特徴が異なります。
在宅ワークでできる働き方や仕事を紹介します。
在宅でできる働き方
在宅でできる働き方は2通りあります。
- 企業と雇用契約を結ぶ
企業と雇用契約を結ぶ「正社員、派遣等」の働き方です。
完全在宅勤務可の企業も増えており、ネットワーク環境があれば他県の企業に雇用されることもできるようになりました。
- 自営業・個人事業主として働く
企業と雇用関係を結ばない「フリーランス、個人事業主等」の働き方です。
働く場所や時間の自由度が高い分、自己管理能力が必要な働き方です。
この違いを簡単にまとめると「雇われる」か「雇われない」です。
違いによって働き方が変わるため、下記にメリット・・デメリット・向いている人の特徴をまとめました。
企業と雇用契約を結ぶ
メリット |
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デメリット |
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向いている人の特徴 |
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自営業・個人事業主として働く
メリット |
|
デメリット |
|
向いている人の特徴 |
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未経験から挑戦できるおすすめの在宅ワーク
未経験から挑戦できる、おすすめの在宅ワークを5点紹介します。
- Webライター
- ブログ・アフィリエイト
- データ入力
- ハンドメイド作家・物販
- イラストレーター
自宅でひとりで始められる仕事のため、パソコンなどの情報機器とネットワーク環境があれば挑戦できます。
単純な作業からクリエイティブな仕事まで選択できるため、興味があるものや得意なものを見つけられるかもしれません。
気になるものがあれば挑戦してみることをおすすめします。
Webライター
Webライターには種類があり、「SEOライター」「セールスライター」「コラムライター」などがあります。
クラウドソーシングサイト(仕事を受注・依頼できるサイト)や企業から依頼を受け、文章を納品することで収入を得られます。
本や講座等で文章力を上げることで、収入を上げることも可能です。
ブログ・アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログなどのサイトで紹介されている商品やサービスを購入するとブログの運営主に広告収入が入る仕組みです。
広告収入を得るためにブログを作る場合、上記で紹介したWebライターの業務に加え、ブログ自体のデザインやマーケティング等の知識があると収入を上げやすくなります。
データ入力
パソコンに数字や文字等のデータを入力する仕事です。
特別な資格や知識が無くてもタイピングができれば誰でも始められます。
会社やクライアントから入力する内容を与えられることが多いため、自分で創作することが難しく感じる方も安心です。
パソコン初心者でも徐々にソフトに慣れるため、挑戦しやすい仕事です。
ハンドメイド制作・物販
ハンドメイド制作はオリジナルで作品を作り、販売することです。
ハンドメイド製品に特化した販売サイトもあり、サイトの設定で自分の世界観を表現することも可能です。
物販は「形ある物を売ること」をいい、ハンドメイド制作したものを売ることも、フリマアプリで中古品を売ることも物販に含まれます。
イラストレーター
イラストレーターはクライアントの依頼に応じてイラストを制作し、提供することで収入を得られます。
クラウドソーシングサイト等で、ブログ運営主が「ブログで使う画像を依頼したい」、ハンドメイド作家が「ロゴを考えて欲しい」などの需要があります。
絵を描くことやリクエストに応えることが好きな人におすすめです。
独立も可能?スキルアップで稼げる在宅ワーク
スキルを身に付ければ在宅ワークのまま独立する(フリーランスになる等)ことも可能です。
例として3つの職業を紹介します。
- Webデザイナー
- プログラマー
- システムエンジニア
しかし、独立して一人で稼いでいくには常に学び続ける姿勢が必要です。
反対にスキルアップを続けることで、会社員として働くよりも高い収入を得ることも可能になります。
具体的にはどのようなスキルが必要か、抜粋して紹介します。
Webデザイナー
Webデザイナーは見た目のデザインを考えるだけでなく、ユーザビリティを上げるための知識が必要です。
マーケティング等クライアント側の考えを理解できるスキルがあれば、より要望に合った提案ができます。
Webデザイナーの平均年収は約400万円ですが、1,000万円を超える年収の人もいるようです。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、プロジェクト管理能力や論理的思考能力、クライアントの要望を的確に把握し現場のプログラマーに伝えるコミュニケーションスキルが必要です。
プログラミングなどITスキルがあると、現場の状況を詳しく把握できるためSEとしての需要が高まります。
SEの平均年収は420〜1,200万円でスキルにより収入が大幅に変わります。
プログラマー
プログラミングする上で必要な言語の知識に加え、新しく開発されるハードウェアや通信技術の知識をアップデートする必要があります。
プログラマーはSEが設計したシステムを作成しますが、円滑に進めるためにコミュニケーション力や論理的思考能力も必要です。
プログラマーの平均年収は約500万円ですが、案件の難易度により高い年収を得る場合もあります。
まとめ
おすすめの在宅ワークを8つ紹介しました。
未経験から挑戦できるおすすめの在宅ワーク
- Webライター
- ブログ・アフィリエイト
- データ入力
- ハンドメイド作家・物販
- イラストレーター
独立も可能?スキルアップで稼げる在宅ワーク
- Webデザイナー
- プログラマー
- システムエンジニア
自分が望む働き方はなにかを考えてみてください。
在宅ワークがその第一歩になりそうでしょうか。
自由な働き方をしたい人は、勇気を出して挑戦してみてください。