日本人の平均読書量は約13冊と言われています。
情報社会において本を読む機会が減りました。
なぜ、日本人は本を読まないのでしょうか。
それは、「本を読む時間がない」「活字を読むのが苦手」「最後まで読むのが大変そう」などの苦手意識が定着されているからです。
もっと効率よく、読む力を身に着けたいですよね。
そこで今回は「東大読書」を紹介していきます。仕事や学校で学びを活かしキャリアップや、志望校合格など目標を持っている人には参考になる本です。
教材や、本には伝えたい文面が必ずあります。
そこを、どのように効率よく発見できるかが成功の近道です。
考える力がある人⇒頭が良い⇒東大生とイメージができますが、東大生全員がもともと地頭が良かったわけではないとのこと。
地頭は鍛えられると著者は述べています。その鍛え方とは? 解説していきます!
「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 [ 西岡 壱誠 ] 価格:1,540円 |
著者である西岡壱誠さんという人物
現役東大生の西岡さん。
小学校の頃から頭が悪く、高校3年生にして偏差値35程度で、小説などまともに読んだことのない人物でした。
ある日、東大を目指す決心をつけ猛勉強をしますが、あっという間に2浪に。
地頭が悪いからと自信を落とす日がありました。
しかし、自己分析の結果、ある事実が分かりました。
それは、東大は知識量を増やしても合格できないということ。
最低限の知識を上手に活用しないと解けない問題が出題されていました。
つまり、自分で考える力をとても重視する大学といえます。
そこで、西岡さんは結論にたどり着きます。
「知識を増やす勉強ではなく、考える力を身に着ける必要がある」と。
ここから得られた東大読書が、5ステップに分けられ紹介されています。
この5ステップを習慣化した後、あなたも東大に入れるかもしれませんね。
質問読みで「情報」を「知識」に変える
「そのスーツかっこいいね」と聞いてどう感じますか? この質問に答えるだけで、あなたの読解力がわかります。
ここで、「どうも」や「どうでもええわ」と答える人は読解力が弱い人。
情報を鵜呑みにする危険信号がつきます。
この例文を読み、何色のスーツですか? だれが着ていますか? デザインはどうですか? など疑問を多く抱けた人が読解力が高いといえます。
情報を鵜呑みにせず、自問自答を常に行うことで、脳を鍛えるのです。
本を読む際も、「なぜこの文はこうなのか」と質問読みをすることで、「情報」を「知識」に変えられます。
カバーや帯から、ヒントを得る
本にはカバーや帯があります。
その文面を読みでどのような本なのか、著者が伝えたいことは何かと仮説をつくるのです。
自分がその本から何を学びたいのか目標を作ることで、真の知りたい情報を正確に得ることができます。
目標以外の文面に力を入れて読まず、飛ばし読みをすることで、読了も早くなります。
ちなみに、カバーや帯から充分に情報は得られます。
なぜなら、数万字あるページ数の中から知り得たい情報を探すより、数十字しかないカバーや帯から情報を得る方が遥かに楽で簡単であるためです。
まとめ
著者である西岡壱誠さんという人物
⇒偏差値35から、東大読書を活用し、東大へ進んだ努力家
質問読みで「情報」を「知識」に変える
⇒情報を鵜呑みにせず、自問自答を繰り返す
カバーや帯から、ヒントを得る
⇒「一を聞いて十を知る」カバーや帯からの情報で仮説をつくる
「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 [ 西岡 壱誠 ] 価格:1,540円 |
おわりに
本を読めば自信が身につく!
私のプロフィールにもありますが、本当に本が苦手で勉強をするのも大嫌いでした。ある日、本を読む決意を決め、読み続けること半年。営業職である私は、顧客と会話をしている時、相手の雑談を受け入れ、自分の考えを正確に伝えられていました。「あれ、俺結構知識増えているんじゃない?」と自信がついたのです。幅広いジャンルの本や雑誌を読むことで会話量も増えましたし、自己肯定感を高まりました。本を読むって、素晴らしい…余談でした。(笑)
東大読書には、周りの東大生のエピソードや、本を早く読む方法などが紹介されています。読む力と地頭力がいっきに身につきますので、東大生を目指す方は、ぜひ手に取ってみてください!
今日も成長できました! ありがとうございますっ!