今回は「朝に感じる仕事に対する嫌悪感」について考えていきます。
「朝仕事行きたくないよ~」と感じる人は少なくありません。
目まぐるしく朝仕度をする人もいれば、仕事に行きたくなさ過ぎてゆっくり準備する人もいるでしょう。
そのような人は、心が疲労している可能性が高いです。
もくじ
朝仕事に行きたくない理由
月曜日の憂鬱な朝、「はあ、今日からまた仕事だよ…」と渋々準備する人がいます。
土日の2連休が終わる夜なんて、月曜日からの仕事を考えたくない人もいるでしょう。
その仕事に行きたくない理由には明確な理由があるのです。
令和3年の厚生労働省による労働安全衛生調査によりますと、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安やストレスを感じると答えた労働者の割合は53.3%でした。
また、主にストレスにつながる上位3つが仕事の量、仕事の質、対人関係です。
ストレス要因の一つひとつの単語を見るだけでも気分が落ち込みそうですね。
こんなストレスが増えれば、朝仕事になんか行きたくなくなるのは当たり前。
ストレス要因の具体例を挙げますので、1個でも当てはまる方は後半に改善方法を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
(引用:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r03-46-50_kekka-gaiyo02.pdf)
やりがいを感じない
そもそもやりがいを感じなければモチベーションは上がりません。
仕事をしたことがない人用にひとつ例を挙げますと、「米を一粒一粒数えて10,000個になったら袋に入れる」という作業を毎日やると考えましょう。
好き嫌いの意見が分かれる作業ですが、やっていて楽しいまたは集中できると、毎日感じることができればやりがいのある仕事と言えます。
もちろん仕事なので、1日8時間を週5日やることとなります。
なので僕の場合は、この仕事はやりがいを感じない仕事と言えるのです。
このようにやりたくもない仕事や楽しいと思えないような仕事を日々やることで「今日も仕事が多い」「仕事に行きたくない」というマインドになることがわかります。
数値や成績を気にしている
会社に所属するので、仕事の質は求められます。
例えば一例を挙げると、あなたは米粒製造会社の代表です。
米粒を10,000個数えて袋に入れ、その袋を販売し、仕事の正確さから顧客が大勢います。
顧客が増え、人脈が広がり、大企業からの米粒の袋が欲しいと依頼があったとしたら手伝ってもらわなければ仕事は周りません。
人材を募集し、部下ができました。
その部下はやる気がなく、米粒を適当に数えて9,000個ほどで袋に入れています。
それが続くと顧客からの信用問題につながりますよね。
このように、会社はある程度の数値や成績を定め、社員に仕事の質を求めるのです。
これは会社を守る(顧客との信頼関係)のと同時に、社員の生活を守る(給料を払うため)ということにつながります。
職場の人間関係
社会に出れば職場の人間関係に悩まされる人が少なくありません。
このご時世もパワハラやセクハラは存在します。
シンプルに嫌なことされる職場であれば、朝仕事に行きたくなくなるのは当然ですよね。
「女王のようなお局にターゲットにされている」「部下が言うことを聞かない」「上司からの圧力が強すぎる」どれもこれも僕が一度は体験していることですが、友人や知人からも聞いたことのある人間関係問題です。
このような職場が今後減っていくことを願って今僕は「対人改善」ということで、対人に関するお悩みを少しでも解消できる内容を解説しています。
これらの理由を改善するためには
ここまで、朝仕事に行きたくない理由を一つひとつ例を挙げて紹介してきました。
もし1個でもこれらの悩みを持っているようでは、辛い朝を待つしかありません。
少しでも解消してもらえるように、それぞれの改善方法を用意しましたのでぜひ参考にしてみてください!
やりがいを感じる働き方を見つける
やりがいを感じることができなければ、やりがいを感じるような仕事に転職または部署異動を懇願すると良いでしょう。
やりがいを感じるパターンは以下の通りです。
- 目標が定められていて、達成感を得ることができる
- 自分自身の能力を最大限発揮することができる
- 社会に影響を与えることができる
- 人の役に立っていると実感できる
- 自分自身の成長を感じることができる
- 報酬アップや評価の制度が可視化されている
- 将来につながるキャリアプランが決まっている
なんだかワクワクするようなパターンはありますか?
自己分析をし、今の職場で実現できるのかどうかを一度整理することをおすすめします。
プレッシャーから克服する方法
適度なプレッシャーはそもそも悪いものではありません。
「心地の良い緊張感」と言い換えることができます。
プレッシャーを乗り越えることで「困難を乗り越えた」という、経験と自信につながるためです。
ただ、あくまで適度なプレッシャーの話しであって、極度なプレッシャーで苦しく耐えている状態が続けば、いつの日か心が壊れる可能性があります。
そんなプレッシャーを強く感じてしまいがちな人に、ぜひ取り入れてほしい克服方法は以下の通りです。
- 紙にプレッシャーを感じていることを書き出す
- 信頼できる人に相談する
- プレッシャーを乗り越えた先までのプロセス具体化する
いずれも心の整理のようなものです。
今すぐ実践できるものなので、お試しでやってみてください!
良好な職場の人間関係を築くために
僕の持論ですが、良好な人間関係を築くためには素直で謙虚であることが必要だと考えます。
結局、人間関係をめちゃくちゃにするのは人の意見を聞いていないとか、自己中心的であったり、高圧的な態度であったりと対人のリスペクトが欠けていることが多いです。
ひとりがそのような行動をとるだけで職場の空気は一気に悪くなりますし、自分自身も「あれ、これ私のことかな…」と負の感情に陥ってしまいます。
自分自身が素直で謙虚に行動するだけで、場の空気を変えられる効果が期待できるのです。
一生懸命相手を知る、理解することが良好な人間関係を築き上げるひとつのヒントにつながります。
ただ、稀にモンスターのようなレベルの社会不適合者が職場にいるので、その場合は自分がどんなに努力して変わっても難しいので転職や部署異動をおすすめします。
おわりに
今回は「朝に感じる仕事に対する嫌悪感」について考えてきました。
自分の仕事にやりがいを感じなかったり、プレッシャーに追われたり、職場の人間関係に悩まされると仕事に行きたくなくなることがわかりました。
その改善方法を一部紹介しましたが、掘り下げればもっと改善方法はあります。
今回は時間も限られているのでこの辺で終わりますが、また違う場面で掘り下げて紹介できればと思います。