自分自身のお悩み改善

そもそも自立ってなに?自立していないとこんな大人になります

社会人になっても一人で物事を考えられなかったり、判断できなかったりする人を見かけることもあるでしょう。

他人任せに行動していると、自分の人生を見失う可能性があります。

今回は「自立」について考えていきます。

自立しているかどうかの質問を4つ用意して簡単に答えてもらったり、現代の日本の社会問題に触れたりしますので、ぜひ最後までご覧ください。

なかなか自立って自覚しにくいですよね~

そもそも自立とは?

タイトルの通り「自立」について解説していきます。

そもそも自立とは、自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこととされています。

つまり、お母さんやお父さん、いろいろ教えてくれた先生などから離れて、自分で物事を考えて生きていくこと。

立派な社会人であることを指しますね。

子どもは知識や経験の浅さから、他人の手を借りなければ生きていけません。

この動画を見ている方は、少なからず大人であると思います。

どうですか?自立してますか?

では、これから4つの質問をします。

Yes,Noで答えられる簡単な質問なので、ちょっとだけ考えてみてくださいね!

  • 質問1. あなたは選択を迫られた時、独自で判断できますか?
  • 質問2. よく誰かに物事を任せていますか?
  • 質問3. 自分の失敗を認めないことがありますか?
  • 質問4. よく人の意見に流されますか?
ぜひ、回答してみてください!

自立していないとこんな大人になる

さて、4つの質問に回答できましたかね?

Yes,Noで答えられる簡単な質問ですが、これは自立している大人かどうかのひとつの判断材料になります。

一つひとつ解説していきますね!

あなたは選択を迫られた時、独自で判断できますか?

自分で物事を判断し、生活している人は自立した社会人です。

「いやいや、ぼっちさんそんなん社会人なら誰でもできますよ」と、呆れてこのサイトを閉じようとしている人、ちょっと待ってください!

実はこんな人もいます。

  • 結婚相手を自分で選べない大人が多い

自分で結婚相手を選べない大人が増えており、通常の婚活イベントには、結婚したい男女本人が参加しますが、代理婚活イベントには、その親が参加します。

親が息子や娘の写真やプロフィールを持ち寄り、情報を交換したり、親同士の相性を確認したりするのです。

  • 就職先を自分で選べない大人になってしまう

自分で就職先を決められず、親に決断を委ねている人が増えているのです。

「安定している大企業に就職しなさい」「その会社の仕事内容はあなたには向いていない」など、親や先生が細かく意見を言い、子どもは自分で考えもせず、親や先生の言うとおりに就職先を決めてしまうケースがあります。

このように、選択を迫られた時、判断ができず社会問題のひとつとなるのです。

これは社会人になっても同様で、知識が乏しいと世間一般的に正しくない判断をする可能性が高まります。

だから、私たち社会人はどこかのコミュニティに依存しながら学び続けないといけないことがわかります。

無論、ひとりで学べる人は独走するのみですね!

よく誰かに物事を任せていますか?

元紳士服店で販売員をしていた頃、こんなお客様がいました。

母「この黒のスーツなんて似合うんじゃない?」

子「うるせえ、自分で決めるから黙ってろ」

ぼ「スーツでお探しでしたか!どのようなシーンでお召しになられますか?」

子「…」

母「今度お見合いがあるので、そのスーツを探しに来ました」

ぼ「お見合いですか!スーツのお色は決まっておりますか?」

子「…」

母「どんなシーンでも使えるように黒がいいかなって」

ぼ「素敵な考えですね!黒だと結婚式でも使えますしね!ネクタイやワイシャツも見ていかれますか?」

母「ネクタイやワイシャツはどうするの?」

子「任せる」

ぼ「かしこまりました!」

 

「子」と記載していますが、30代後半とのことで…

母親にすべて物事を任せているようでした。

あれもこれもと誰かに物事を任せていませんか?

判断能力が欠如し、自分で物事を考えるのが難しくなりそうですよね。

ただ、こんなケースでは誰かに物事を任せるべきです。

  • 仕事のタスク量が多く、残業がまた増えそうだ
  • 大怪我をしてしまい、家事が大変
  • 体調不良で仕事に行けそうにないけど、やることがあるから行かないと

など、こんなことがあれば誰かに物事を任せないといけません。

人に物事を任せる際の頼み方は、また別の機会で紹介します~

自分の失敗を認めないことがありますか?

自分に責任感がなければ失敗を認めなかったり、怒られるのが怖くてウソをついたりする人が少なからずいます。

「おいおい、こいつ絶対自分の非を認めないじゃん。」と、もはや笑みすらこぼれてしまいそうな上司も存在します。

なんなら自分の罪を僕に押し付けてくる上司もいて…

話は脱線しましたが、自立していない人は自分の失敗を永遠に認めませんし、失敗を認めないということで成長はストップします。

誠実かつ責任感のある人ほどたくましい人はいませんね。

よく人の意見に流されますか?

オーストラリアに留学したときに一番感じたのが日本人がとてもシャイなこと。

南米のコロンビアやブラジルの人たちなんて先生と常に討論みたいな感じで授業がほぼストップ…! なんて日はザラです。

「あなたはどう思う?」と何度も話しかけられて、そのたびに言葉が詰まっていました。

私のみならず他の日本人留学生もそんな感じでしたね。

日本人は自分の意見を持っていない気がします。

学校で正解を求め続ける背景が原因かなと思っていますが、これもまた違う場面でお話します。

「なんでもええわ」「わかんないからそれでええよ〜」といったマインドは一旦ストップしたいものですね。

文章でも構いませんので、今回の自立について何かしら意見があればどんどんコメントください。お待ちしております〜!

自立ができない深刻な社会問題

日本の自立ができないていない社会人の増加は、深刻な社会問題となっているのをご存知でしょうか?

実は数多くの家庭では、子どもが経済的に自立して家を離れるまで、親が子どもの生活を保障するのが当然とされているのです。

僕の家もそうですが、家を出るまでご飯は3食用意され、住まいも問題なく提供されていました。(今ではかなり感謝しています)

「結婚」「子どもをもつ」などの出来事は、自然のなりゆきにゆだねられるのではなく、選択して行動しなくては実現できないものとなっています。

生き方の多様化により、選ぶための条件は図り知れません。

少子高齢化の加速に歯止めがかからない日本において、私は「自立」の必要性を声を大にして言いたいです。

おわりに

今回は「自立」について考えてきました。

自立ができない深刻な社会問題の背景には、家庭環境や教育環境がありそうですね。

僕自身、自立まですごく時間がかかり、社会に揉まれまくった身でもあるため、自立の重要性について今回挙げさせてもらいました。

こんな流れで今後も「対人」に関わる内容を紹介、解説していきます。

  • この記事を書いた人

ぼっち

対人のプロ&リズミカルな文章作成が得意なWebライター。国内外問わず数多くの人と出逢い、接客歴10年超。副業Webライターからコンテンツディレクターとなり月収20万円UP。現在はオーストラリアでのんびり生活中。

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