思わず心を許してしまう聞き方テクニック

ステップ1で紹介した「超一流の話し方」の続編です!

ステップ1の話し方についてはこちらから

 

現代のストレス社会において、人間関係の悩みが絶えません。会社に行きたくなくなる理由は頭を悩ます上司や、部下、同僚。学校に行きたくなくなるのは先生やクラスメイトに先輩。悩みのほとんどが人間関係です。価値観は人それぞれですから、話が合わないのは当たり前。

そこで今回は「超一流の雑談力」を紹介していきます! 冒頭で触れましたが、人間関係の悩みのほとんどが、話が合わないことや、見た目などの価値観から生まれます。初対面の第一印象で好き嫌いが決まり、そこで人間関係が良好になるかどうかが分かれるのです。この本では、超一流の雑談力最初の1分で忘れられない人になるための解説がされています。1流のポイントが38個紹介され、これが実践できれば、質の高いコミュニケーションと良好な人間関係を築けるようになります。

超一流の雑談力を身に着けたい人は必読です!

今日から実践できる雑談力のレベルアップを、3ステップで紹介していきます。日々習慣化し、超一流の雑談力を身につけましょう!

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こんな悩みがあれば必読本

☑昔から人見知りだ

☑人間関係がうまくいかない

☑雑談が弾まず、話がすぐ終わる



もくじ

・思わず心を許してしまう聞き方とは?

①「あ~、なるほどですね」「そうなんですね」の受け答えはNG

②雑談が苦手で良い返事ができない人は「必殺! オウム返し」

③「なぜですか」の質問は控えよう

・まとめ

・おわりに

 

 

若者はまず○○をして話を聞くべし(〇〇に入る言葉はページの一番下でチェック!)

思わず心を許してしまう聞き方とは?

コミュニケーションをとる上で、「話す」よりも「聞く」ことの方が難しいことを知っていますか? 相槌や返事など相手の話を聞き、タイミングを見ることが必要です。想像してみでください。自分が気持ちよく話をしている時に全然違う話に変えられること。自分ではなく、違う方向を見ながら話を聞かれていること。なかなか気分悪いですよね…人間は話を聞いてもらいたい生き物なのです! 聞き方の質を上げれば、雑談力コミュニケーション能力の質の向上にもつながります。

自分と相手=2:8の会話量が良いとされています。心を許してしまう聞き方のポイントを3つ紹介します!

ステップ1の話し方を復習したい方はこちら

今日からできる雑談力アップ ステップ2 聞き方

①「あ~、なるほどですね」「そうなんですね」の受け答えはNG

自分もたまに言っていませんか?「あ~、なるほどですね」「そうなんですね」人と人のコミュニケーションの場でよく耳にするフレーズです。実は。相手によって「話を適当に聞いている」と不快感を与えているフレーズです。大手企業と商談をした際に、「あ~、なるほどですね」の一言で商談が終了するほどの、恐ろしくレベルが低い一言なのです。

コミュニケーションを円滑に進めることを前提に考えてみてください。相槌を打ち、会話のキャッチボールをすることがコミュニケーションに繋がります。しかし、「あ~なるほどですね」で、会話が途切れてしまう。これに違和感を覚えましょう。

悪い例)

相手「人間関係を良好に築くためには、コミュニケーションが必要なんだ。」

自分「あ~なるほどですね」

会話終了

良い例)

相手「人間関係を良好に築くためには、コミュニケーションが必要なんだ。」

自分「共感です。コミュニケーションが苦手な方はどうすれば良いのでしょうか」

もっと知りたい、聞きたい気持ちが、相手を気持ちよく話せる状態にできる

②雑談が苦手で良い返事ができない人は「必殺! オウム返し」

言葉のキャッチボールをすることは頭の中でわかっていても、良い返事ができない人が多いのではないでしょうか。全然わからない、興味が無いなどの話が出てくると「そうなんですね」と、前項で触れたフレーズが出がちです。そうのような場合はオウム返しが効果的です。言葉の通り相手が言ったことを繰り返して言葉にするだけです。オウム返しをすることで会話が止まりにくくなり、リズムが生まれます。

悪い例)

上司「SDGsを意識する企業が1年間で15%の上昇が見られるから、持続可能について考えたいよね」

知らない分野で興味ない自分「そうですね」

会話終了

良い例)

上司「SDGsを意識する企業が1年間で15%の上昇が見られるから、持続可能について考えたいよね」

知らない分野で興味ない自分「SDGsを意識する企業が1年間で15%の上昇が見られるんですか?!」

上司は知らないであろう自分にもっと話したいとSDGsについて会話が始まる



オウム返しをすることに慣れてきたら、プラス一言で会話の幅を広げていきましょう。

良い例)

上司「SDGsを意識する企業が1年間で15%の上昇が見られるから、持続可能について考えたいよね」

知らない分野で興味ない自分「SDGsを意識する企業が1年間で15%の上昇が見られるんですか?!勉強不足で申し訳ございませんが、その15%って飛躍的な成長と言えるのでしょうか」

オウム返しとクッション言葉からの質問で、相手の話に興味があると上司は感じ、会話にリズムが生まれます。

③「なぜですか」の質問は控えよう

質問をすることで、会話の幅が広がります。しかし、「なぜですか」を使うことは、おすすめしません。何度も「なぜ?なぜ?なぜ?」と聞かれると、話す側の負担になるからです。さらに、知識にも個人差があるので、「なぜ」と聞かれても答えに困る場合があるからです。「なぜ?」「なんで?」は、相手にプレッシャーをかける質問であり、圧迫感があることを覚えておきましょう。

悪い例)

自分「昨日のブラジル人のサッカー選手特集のテレビ面白かったな」

相手「私も見ました。サッカー上手でしたね」

自分「上手だったよな。なぜ南米はサッカーが上手な人が多いんだ?」

相手「ん~、周りがサッカーが好きな人が多いからでしょうか」

自分「そうなのかなあ」

会話終了

まとめ

今日からできる雑談力アップ ステップ2 聞き方

①「あ~、なるほどですね」「そうなんですね」の受け答えはNG

⇒恐ろしくレベルの低い言葉は控える

②雑談が苦手で良い返事ができない人は「必殺! オウム返し」

⇒オウム返し+一言で会話にリズムが生まれる

③「なぜですか」の質問は控えよう

⇒相手にプレッシャーを与える質問は控える

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感想(23件)

おわりに

若者はまずメモをして話を聞くべし

私が新入社員として働いていた頃の話です。自分は記憶力のある人間と自負していたので、先輩や上司の話はメモは軽くとる程度で、毎回取るほどではありませんでした。結果、同じ失敗を何度もし、注意され、やる気を落とす日々。部下や後輩ができ、いざ自分が教える立場になると、教えている時にただ話を聞かれていると「あれ、私の話ちゃんと聞いてる?」と、思います。そして、何度も同じ失敗をされると、私の新入社員の頃がフラッシュバックされるのです。自分が上の立場になって、初めて気づくこともありますよね。メモをとることに大きな力があることを若者に伝えたいです(苦笑)

今日から実践できる超一流の雑談力アップ、聞き方について紹介しました。この本ではさらに詳しく聞き方について紹介されていますので、気になった方は購入してみてください。次のステップでは距離の縮め方について紹介していきます!

今日も成長できました! ありがとうございますっ!



ステップ3 距離の縮め方

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S17(seina)

現役Webライター 【経歴】 4年生法学部卒業後、某紳士服店へ就職。ファッションアドバイザーとして年間2,000人以上接客。マナー講座・着こなし講座など学生向けセミナー講師としての経験を持つ。同時期に副業ライターに挑戦。ファッションライターとして活動後、独立してフリーランスライターへ。ファッション・ライティング・本の要約を当サイトにて運用中。

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