Webライティングと国語の関係性

WebライティングはWebサイト、SNS、商品掲載時の商品紹介文など、Web上で文章を打つことです。今私が書いているこの文章もWebライティングです。Webに最適化した文章を書くことをWebライティングと呼びます。

紙媒体とは違った表現方法です。よく「国語の勉強苦手だったから不安」「学業で成績悪かったから自分には無理! 」と、決めつけている人が少なくありません。国語とWebライティングは別物であることを紹介します。

Webライティングと国語

未経験からでも挑戦できるWebライティングは専門分野に当てはまるので、身に付ければ相当強いです。月収手取り50万円なんて当たり前。そんな人が私の周りにチラホラいます。しかし、学生生活で国語という文系は得意じゃなかった…それで挑戦せずに諦めるのはもったいないです。

Webライティングと国語の授業は似ているようで、全くの別物です。たしかに敬語や正しい日本語の使い方はある程度の知識が必要なので学習する必要があります。自分には正しい敬語、日本語が使えるか不安という方はこちらを読んでください。

☆本から学ぶ敬語の基礎知識☆

国語の授業は基本的に起承転結として学びます。しかし、Webライティングは結論から入る場合が多いです。後ほど解説しますが、長文のブログやサイトで起承転結されていたらどうでしょう。「うわ、なんかダルっ! 」と、なって読むのに抵抗してしまいそうです。

忙しい日本人は常に利便性と効率性を求めますから、結論から入るのが有効的といえます。

Webライティングのスキル

私は前職でアパレルの営業・接客に携わっていました。ある日「この仕事がクビになったら次の会社は、どこ行けばいいのだろう… 」と、ネガティブに考えはじめました。例えばアパレルを20年務めて営業していても、40代後半でアパレルの販売に転職できるかと考えれば難易度は高そうです。オンラインで服を買う時代で、店舗販売で勝負できるかという不安もありました。

しかし、Web業界は増々発展していきます。今や80%以上の日本国民がインターネットを使っているそうです。(参考:令和4年版 総務省HPより

人材不足と言っても良いぐらいWeb業界には人手が足りません。このチャンスを逃すまいと、私は副業からはじめました。

Webライティングという副業

本業であるサラリーマンをやりつつ、隙間時間を作り、副業をはじめました。初めて挑戦したのがWebライティングの副業です。もともとPCを使った仕事に興味がありました。タイピング(文字入力)や文章を考えることが苦手ではなかったので日々苦ではなかったです。

冒頭にも触れましたがWebライティングと国語は別物です。正直に明かすと、学生の頃の私は勉強が苦手で、勉学に励んだ記憶がありません(笑) ただ、将来への不安の方が強かったので自然と行動に移していました。

Webライティングという副業は初心者からでも稼げます。しかし、最初から「副業で月10万円稼ぐぞ!!」 と意気込むのは自由ですが、簡単ではありません。副業という限られた時間で未経験からの10万円は相当厳しい目標といえます。

Webライティングは稼げるのか

結論から言うと、やる気とクオリティ次第で稼げます。Webライターは基本的に文字単価が報酬の目安となります。文字単価の計算方法は(文字単価×文字数)です。

したがって、3,000文字の記事依頼を0,1円スタートで報酬を計算すると300円です。

おいおい、300円て…稼げないじゃないか!!

そのような声が聞こえてきますが、あくまで未経験初心者ライターの場合です。経験を積めば文字単価も記事数も徐々に増えます。この業界は経験とクオリティがモノを言うのでやる気が必要です。私の場合は将来に不安ばかりあったので黙々と作業をしていました。

ただ、一つ言えることがあります。それは、初めて一人の力でお金を得た喜びが、何とも言えない感覚に陥ることです。サラリーマンが貰う給料とはまた違う感覚…それからビジネスに関心を持つのもいいでしょう。

初心者が始めるWebライティングに必要なモノ

人によってWebライティングの始め方は変わりますが、とりあえず私のケースを参考にしてもらいたいです。

本業の一日の労働時間 ライティング経験と学生の時の語学力 副業に充てられる時間
8時間+2~3時間の残業 経験0の学生の時国語赤点多数 本業で日々疲労困憊につき週10時間ほど

サラリーマンは大体こんな感じではないでしょうか。皆様、日々お疲れ様です。

さて、早速Webライティングの副業の始め方ですが、私はすべて独学で進めていました。まず、必要なモノを紹介します。

  • パソコン
  • ネット回線

以上の2点だけです。パソコンに関してはハイスペックじゃなくても、3万円ほどから買える中古品もあるので低コストで始められます。安月給のサラリーマンからするとすごくコスパが良いのではないでしょうか。本業を目指すようであればカメラつきのパソコンが好ましいです。(後ほどzoomなどでWebミーティングがある企業もあるので)

副業Webライティングの始め方

私のこれまでの経験から、初心者が副業Webライティングをはじめる流れについて解説します。今回はクラウドワークスを参考に副業Webライティングで稼ぐまでの手順をわかりやすくお伝えします。

※あくまで私個人の経験を基準にしているので参考までに見ていただければ幸いです。

手順① クラウドワークスに登録する

(参考:クラウドワークスの公式サイトより

私が一番最初に始めたクラウドソーシングサイトがクラウドワークスでした。初心者でもわかりやすいシンプルなサイトが特徴的です。副業の中では王道なサイトなので始めやすいのが嬉しいポイントといえます。無料で会員登録ができるので、サクッと登録しましょう。

手順に沿って会員登録ができた後は、早速お仕事を探します。

「え? いきなり仕事するの? やったことないし不安不安! 」

恐らく会員登録をしてから手が止まる場面ではないでしょうか。未経験で能力もないという不安が足止めをしてきます。私も最初は不安で躊躇しましたが、将来への不安の方が大きかったので思い切って応募しました。あなたの気持ちは痛いほどわかります。

手順② お仕事を探す(タスクで経験を積む)

お仕事を探していきます。探し方はシンプルなもので難しくありません。

PC版の画面では左上の「仕事を探す」をクリックします。スマホのアプリでは右上の🔍を選択します。

ページ内では数多くのお仕事が出てきてます。HP制作から記事のリライトなど職種問わず出てくるので、選ぶのも大変です。その場合は画面の左にある検索条件で絞ります。「記事・Webコンテンツ作成」が探しているWebライティングなのでクリックしましょう。

条件検索欄がごちゃごちゃと色々あるので軽く紹介します。

すべての仕事カテゴリ

Webライティングの他、WebデザイナーとしてのHP制作・Webデザインや動画制作などの副業を始められます。クラウドワークスには数多くの企業から個人が仕事を発注しているのです。Webライティングのレベルが上がったらコンテンツディレクターなどの業務もあるのでライター以外の道へも進めます。

  • 依頼形式
  •  プロジェクト(固定報酬制)

契約時に金額を決めます。自分の経験が豊富であれば高額な見積りで契約締結される場合があります。発注側としてはスキルありきの経験豊富なワーカー(受注する側)と仕事がしたいというものです。

  • プロジェクト(時間単価制)

報酬は1時間毎に決められた金額を設定します。実際に稼働した時間で週ごとに支払われる形式です。時給制に近いものがあります。

  •  コンペ

制作物の提案を集める形式です。

  • タスク

単発で決められた業務を遂行する形式です。短い時間で隙間時間に行う仕事が多いです。

 

その下からは、報酬額、応募期限、特記事項、その他と続きます。

未経験でこれから副業を開始する方は、まずは経験を積まないといけないので依頼形式は「タスク」を選択して単発でどんどんお仕事を受注しましょう。一日で終わることも可能なので副業としてライフスタイルを確立していくことにもおススメです。

私は最初「タスク」から始めました。ここで仕事の受注をする流れを覚えるのと副業で手に入る給料の喜びを味わっていました。10件ほど納品してから「タスク」を卒業しました。約一カ月半ぐらいPCに触れることでタイピングもスムーズになりましたよ。

手順③ お仕事を探す(副業の流れを掴めてきたら)

「タスク」である程度、受注方法や副業の流れが掴めてきたら「自分の得意分野」や「ある程度知識を持っている分野」で挑戦してみましょう。私の場合はファッション業界での業務経験があり、洋服が好きだったので「ファッション」とキーワードを入れて検索します。

「未経験可」や「初心者歓迎」という文言が入っているお仕事にも興味を持ってみましょう。文字単価0,1円~0,5円くらいで、自分の力量次第で継続してお仕事を受注できる可能性が広がります。

もしここで得意な分野や趣味がないという人は「初心者可」と入れてみましょう。その中で自分がやってみたいお仕事を探すことをおススメします。

この段階までくると「タスク」では感じなかった感覚に陥ります。それは応募しても合否で不合格を貰う回数が増えてくることです。より質が求められる段階ですので、経験がまだ少ないとテストライティングで落ちやすくなります。ただ、忘れてはいけないのは未経験からスタートしているということです。私も最初テストライティングで落ちまくって悔しい気持ちでした。半面本業では成果が出ていた時なので倍きつかったですね。

まだまだ修行段階と捉えましょう。そして、見事受注できる案件があれば一生懸命務めるのです。

まとめ

Webライティングは未経験でも始められる副業です。今回は私の経験をもとにクラウドワークスでのお仕事受注方法を紹介しました。未経験の初心者が仕事を受注する際に狙いたいポイントは、フィードバックが貰える案件を選ぶことです。WebライティングはWeb媒体向けのライティングになるので自分一人では知らないことが山盛りです。フィードバックを貰い、どんどんスキルを磨いていきましょう!

よく「得意分野に特化して経験を積めば良いのか、多くのジャンルを受けるべきか」という疑問が挙げられます。私のおススメは「最初は得意分野を何度か受注する」です。

私は「ファッション」で地道に小さな経験を積み上げていました。ある時、メンズファッションメディア向けの大きなサイトで連載できるご縁をいただきました。そこでは適正なフィードバックも貰えて自分のスキルが一気に上がったという経験を持てました。そのおかげで立派なポートフォリオ(自分の実績)ができ、今現在の営業でも大きな信頼をいただいています。

得意分野でポートフォリオができ上がってきたら他ジャンルに挑戦するのもありじゃないでしょうか!

  • この記事を書いた人

S17(seina)

現役Webライター 【経歴】 4年生法学部卒業後、某紳士服店へ就職。ファッションアドバイザーとして年間2,000人以上接客。マナー講座・着こなし講座など学生向けセミナー講師としての経験を持つ。同時期に副業ライターに挑戦。ファッションライターとして活動後、独立してフリーランスライターへ。ファッション・ライティング・本の要約を当サイトにて運用中。

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