マンガでわかる 売れる販売員が絶対言わない接客言葉 平山 枝美
個人が商品を販売するのは当たり前の世の中になってきました。メルカリで商品を売る。フリマで服を売る。などなど…店舗ビジネスと個人販売の共通点は、売れる言葉を使っているかどうかです。売れる言葉を使えば、利益も上がってモチベーションに繋がります。さて、その売れる言葉はご存知でしょうか? また、売れない言葉を多用し、成果が出ない人もいるのではないでしょうか。
今回は「マンガでわかる 売れる販売員が絶対言わない接客言葉」を紹介します! この本では、マンガでわかりやすく、売れる販売員と売れない販売員の違いが紹介されています。主人公はアパレルで働く女性店員。しかし、全然商品が売れず、辞令が出され、転勤となります。そこで出逢ったトップ販売員の先輩に指導を受け、どんどん成長していく物語です。主人公がなぜ商品が売れないのか。それは、販売員として言ってはいけない言葉、売れない言葉を使っていたのです。そこに気づいた主人公の起死回生の働き方に必見です。使っていい言葉、商品が売れる言葉を3つに絞って紹介していきます!
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マンガでわかる 売れる販売員が絶対言わない接客の言葉 [ 平山枝美 ] 価格:1,430円 |
もくじ
商品が売れる言葉と、商品が売れない言葉
これから紹介する言葉は、営業マンはもちろん、アパレル店員や販売員に共感いただけるものを用意しました。「や~わかるわかる!」「え!私もその言葉使ってるよ!」など、自分のモチベーションに繋げていただければ嬉しいです。それでは、紹介します!
1.声掛けの内容を工夫する
売れない言葉
「いらっしゃいませ~。どうぞご覧くださいませ」
当たり前すぎるお声がけ(ファーストアプローチ)には、お客様も聞き飽きています。その後の会話にも繋がらず、売り上げは伸びません。単調なお声掛けではなく、工夫が必要です。
売れる言葉
「完売していた○○が再入荷しております!」
「○○円以上で全品20%OFFです!」
お客様が求めている「お得」を言葉にしましょう。無視をするお客様も、実はこのようなアナウンスを聞いています。セール時期には「今なら試着室が空いております」など気を配ったお声掛けも効果的です。
売れない言葉
「お買い得ですよね」「お安くなっています」
お値段が安いことに魅力的なところもありますが、ここで「安さ」を出しすぎると、反発心が生まれる可能性があります。「安いものしか買わない客と思われているかも」と、お客様がネガティブになられたら、お買い上げに繋がらないことも…十分気を付ける必要があります。
売れる言葉
「3シーズンもお召しいただけるので、重宝できます!」
「新作と機能は大きく変わらないです」
セール期や、急に値下げされた商品に不信感をもつお客様もいます。その不安を払拭するために「安い」以外のお得さを伝えましょう。
売れない言葉
「それを着るのは、どんな人ですか?」
単調すぎる質問はお客様のストレスに繋がります。店員に伝えにくい、話しにくい状況ができてしまうと、その後の会話が止まる可能性が高いです。
売れる販売員
「普段明るいお洋服と暗いお洋服では、どちらを着られますか?」
イメージを膨らませるには、二者択一の質問をしましょう。「どっちかというと~、明るい洋服かな」「素敵ですね~! 明るい性格の持ち主なのでしょうか!」と、お客様を上げつつ、会話も盛り上がります。
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マンガでわかる 売れる販売員が絶対言わない接客の言葉 [ 平山枝美 ] 価格:1,430円 |
おわりに
私も元販売員ですが、今回紹介した本は、マンガなので読みやすかったです。イメージがしやすく、マンガの風景と自分が売り場に立った時の風景をマッチさせて読むことができました。商品が売れない時の不安と、モチベーション低下が怖いですよね。
この本では、売れる言葉と売れない言葉が10個紹介されています!その中で、厳選して3つ紹介しましたが、他の言葉も共感すること、学べることが多かったので、ぜひ手に取って読んでみてください!
今日も成長出来ました! ありがとうございますっ!