接客フレーズ言いかえ辞典 土井美和
モチベーションによって、仕事の生産性は変わります。楽しく仕事がしたい! しかし、様々な性格の人がこの世界にはいますよね。「笑顔でお声がけをしても、全員にスルーされる」こんな悩み、営業マンや販売員なら、一度は経験があるはずです。 メンタルをやられてモチベーション低下…その悩み、解決しませんか?
今回は「元ルイヴィトン、トップ販売員の接客フレーズ言いかえ辞典」を紹介していきます。冒頭で触れましたが、営業マンや販売員はお客様への対応に悩みが尽きません。ファーストアプローチがもうわからない! (最初にお客様にお声がけをする瞬間)そんな悩み、もう捨てませんか? 元ルイヴィトントップ販売員の接客フレーズ50個全公開。この本を読んで、お客様との正しい距離の縮め方を学びましょう!
こんな悩みがあれば必読本
☑営業成績が上がらない
☑接客が好きだったのに、会話が続かず嫌になっている
☑ファーストアプローチがうまくいかない
もくじ
・まとめ
・おわりに
元ルイヴィトン販売員土井美和さんとは
著者である土井さんは、あのハイブランドであるルイヴィトンで19年も販売員をしていました。さらに驚きが、毎年トップクラスの営業成績を出し、全国顧客保有数1位! 実績が凄い人です!19年も販売員をやり、気づいたことは、「無難なフレーズを使うのをやめ、心が動くフレーズに変える。お客様との距離はグッと近づき、リピーターも徐々に増えていく」というものです。自分だったらどんなフレーズに変える? 大きな売り上げはそこにあります。
質問でお客様との距離を縮める
信頼構築をお客様と築き上げていくにはどうするべきか。「こんな質問をしたら怒られるかな。」「この話、興味ないだろうな。」と恐る恐る接客をしていては、可もなく不可もない変凡な接客で終わります。マナーを持って1歩踏み出す勇気が成長に繋がるのです。「物を売る」営業・商売では当たり前のマインドです。しかし、そればかりを考えると「商品知識」を一生懸命話す「プロダクトフォーカス」の会話になります。会話の対象が「商品」になり、お客様との距離は一定のままです。
1歩を踏み出し、お客様中心の質問をし、「プロダクトフォーカス」から「カスタマーフォーカス」に変換してみましょう!
POINT
購入決定後、新たな商品を紹介する
「アディショナルセールス」(追加販売)「クロスセル」(他カテゴリー販売)などは、営業マンや販売員なら聞いたことのある言葉です。これらのプラスワン販売をすることで、店の売り上げに直結するわけですが、この重要な場面を苦手に思っている人が多いのです。そこで、購入、非購入に関わらず、お客様に多くの商品を知ってもらいたい! という気持ちを持つことで、自然とプラスワン販売ができるようになります。
「この○○とは、○○が相性が良いです! 今後の参考にしていただければ嬉しいので、是非ご紹介だけさせてください!」と、このフレーズだけでお客様の買わされるという不安感を払しょくし、安心感へ変えられます。積極的に紹介することで、当日決定しなくても、次回の買うきっかけに繋がります。
POINT
元ルイヴィトン販売員土井美和さんとは
⇒19年間実績を上げ続ける実力者
質問でお客様との距離を縮める
⇒1歩を踏み出し、お客様との距離を縮める
購入決定後、新たな商品を紹介する
商品を知ってもらいたいという気持ちをもつ
おわりに
私も接客・営業の仕事をしていますが、1つのフレーズで売り上げに直結することは、心苦しいほどわかります。無難なフレーズでその場で終わるか。心が動くフレーズでリピーターを増やすのか。実績をなかなか残せない私の課題でもありますけどね(涙)
さて、今回は接客フレーズ言いかえ辞典を紹介しましたが、今回紹介したのは、本当にごく一部です。元ルイヴィトン販売員の必殺フレーズと無難のフレーズを比較されていて、非常にわかりやすい内容でした。クロージング、見送り、声掛け、ヒアリングと、営業職、販売職への学びが豊富に詰まっている1冊です。今よりもっと売り上げ、顧客を増やしたい方は、是非手に取ってみてください!
今日も成長できました! ありがとうございますっ!